猫のことを全然知らなかったので、Kindle Unlimitedに加入していれば無料で読める猫の本を三冊読んでみた。

一冊目『いちばんよくわかる 猫種図鑑 日本と世界の60種』
いちばんよくわかると自称しているだけあって良い本だった。猫についての基礎知識から、猫種ごとに来歴や特徴、気を付けないといけない病気などがまとめられてある。増田勝正さんの写真が大変素晴らしいので、単に見る図鑑としても楽しめると思う。ちなみに私はノルウェージャンフォレストキャットに一番惹かれた。
無料で読むのはちょっと申し訳なく感じるレベルだったし、このシリーズは犬の図鑑もあるみたいだからそっちも読んでみようかな。
二冊目『猫のための家庭の医学』
ちょっと過保護が過ぎるんじゃないという気がしないでもないけど、『猫のための家庭の医学』なんて題名の本を手に取る人にはこれ位が丁度いいのかも。個人的にはそこまで気負わなくていいと思うんだけど。
全体的に学べるところは多かったのだけど
猫の心のケアを考えるとき、子猫時代をどのように過ごしてきたか、という点は重要です。
「子猫をもらうなら最低2か月は元気で過ごさせてから」と言われるのは、生後12週までの子猫は「社会化期」という段階にあり、この時期を親兄弟と一緒に過ごすことは、心身の健全な成長のためにとても大切だからです。
動物愛護法では「生後56日が経過しない犬猫については販売、展示はしてはいけない」という「8適齢規制」と呼ばれる法が定められています。
これは社会化期の重要性を考慮し、「子猫や子犬を販売する際はできるだけ十分な社会化を経た上でしなさい」という意味を含む業者向けの法律ですが、守られていないことも多いのが現実です。欧米並みにもっと厳密な規制が必要でしょう。
とこのように言っておきながら、一方では「ママの代わりをできるのはこの時期だけですよ」と、生まれたばかりの子猫を引き取ればさも特別な体験ができるみたいに書いてあるのが気になった。
三冊目『見た目でわかる猫のコト』
これを一番最初に読んだんだけどこれは駄本だった。猫の見た目で性格の傾向がわかる云々書いてあるけど、ちょっと無理があるよね。それにネットで検索したら出てくるような月並みなことしか書いてなかった。すぐ読めるけど時間の無駄かな。
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